クラウド会計が便利な場合、3選!
クラウド会計自体の認知も少し高くなったような感じですが、まだまだ普及されているのは一部です。
先日見たデータではまだ全体の10%弱の普及率のようです。
ただ、増え方などを見ても確実に3年後にはかなりの割合を占めるようになるはずです。
そんなクラウド会計の特徴として大きなものは2つあります。
データを取り込んで仕訳を作成するという事。
リアルタイムでのデータの共有です。
逆にいえば、取り込むべき電子的なデータない場合で、リアルタイムでデータを共有する必要がなければ、クラウド会計を利用するメリットは少なくなります。
そのようなときは、インストール型のソフトの方が処理速度が速く便利な場合もあります。
単純な入力スピードでいくとインストール型の方が早いです。
ただ、そういったパターンは非常に少ないのでほとんどの会社でクラウド会計を導入することで合理化する事ができます。
クラウド会計を利用するのが特におすすめな場合
次の4つの場合にはクラウド会計を利用するメリットが特に大きいです。
インターネットバンキングからのデータ取込が多い場合
預金口座を利用している場合です。
預金口座をインターネットバンキングにする事でデータを取り込むことが出来ます。
月日・摘要・金額を取り込み勘定科目も入出金の内容から提案してくれるため、取り込んだデータの場合は、手間をかけずに仕訳をする事ができます。
複数のインターネットバンキングを利用している場合にも、クラウド会計に連動させておくことで各口座の残高を一括で確認することが出来ます。
また、ペイパルのデータも取り込む事ができます。
現状では、ペイパルの自動連動に対応しているのはMFクラウド会計だけのようです。
クレジットカードの利用が多い場合
クレジットカードを利用している場合にも非常に便利です。
基本的にクレジットカードで利用したデータを取り込んできます。
現状カードを使っていない場合でも、現金取引をしている部分をクレジットカードを活用する事で、自動的にデータの取り込みができ経理作業が格段に楽になります。
また、会計データに連動する事でクレジットカードの未払金残高を自動で管理する事ができます。
>>クラウド会計で便利なクレジットカード 法人カードでおすすめは?
データを共有して利用したい場合
データ共有については3人で共有できて、プラス税理士もデータ共有を出来るという場合が多いです。(追加代金を支払えば共有者は増やせます)
インストール型のソフトでは、同じデータの共有というのが難しく、それをしようとするとかなり高価なソフトが必要となってきます。
また、どこまでデータを共有するかの権限も設定できるので、入力はしないけどたまにデータだけは確認したいという場合は、閲覧という形に設定しておく事で誤って入力する事もありません。
リアルタイムで質問をしたい場合
また、会計データをリアルタイムで共有できるので、でやり取りが格段にスピードアップできます。
例えば、税理士に質問をする場合でも、最新の同じデータを使いながら話が出来てお互いが分かりやすいです。
電話で話しをしている間に仕訳をしたデータもすぐに共有する事ができるので、理解度も早くなります。
まとめ
クラウド会計は以下のようなときに利用する事で、各段に便利となり経理作業が楽になります。
・預金口座を利用している場合。
・クレジットカードを利用している場合。
・データの共有をしたい場合
現状、この様な状態でないとしてもこれを機に法人カードを作り、現金決済をカード決済にしていくようにするなど、クラウド会計のメリットをどんどん利用していくべきです。
そうする事で経理の合理化を図る事ができ、時間短縮になるのでその時間を他の業務に充てる事ができます。
クラウド会計で勢いのあるMFクラウド会計とfreeeは、ここ最近で値上げをしました。
これはクラウド会計がある程度広まり、次の段階に入った事を示しています。
>>税理士が比較!freee(フリー)VS マネーフォワードクラウド会計