マイナンバーカード(個人番号カード)を作るメリットとデメリット
マイナンバーカード。
まだまだ申請して変更した人は少ないようです。
平成27年の年末から配られた通知カード。
これをマイナンバーカードへと変更するかどうかは任意です。
⇒ 『通知カードとマイナンバーカード(個人番号カード)の違い』
このマイナンバーカードへの変更をしないとどうなるのでしょうか?
メリットやデメリットは何があるのか見ていきましょう。
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マイナンバーカードを作るメリット
マイナンバーカードを取得すると何が出来るのでしょうか?
変更することで出来る事をまとめました。
①個人番号を証明する書類として利用できる。
通知カードの場合、通知カードと身分証明書とをセットで証明することになりますが、マイナンバーカードであればその1枚だけで証明する事ができます。
②マイナポータルを使う事が出来る。
マイナポータル(平成29年1月から開始予定)という専用サイトにログインし、各種の行政手続きのオンライン申請などに利用できるようになります。
今後はこのサイトで以下の情報の管理など活用されていく予定です。
・各種社会保険料の支払金額の確認
・確定申告を行う際の参考情報の確認
・行政機関からのお知らせ
・手続きのワンストップ化など・・・
③顔写真付きなので、公的な身分証明書として利用できます。
免許証を持っていない人にとっては、顔写真付きの身分証明書として使えます。
④オンラインバンキングをはじめ、各種の民間のオンライン取引等に利用できるようになる見込み
見込なので、まだ先の話にはなります。
⑤市区町村や国等が提供する様々なサービス毎に必要だった複数のカードがマイナンバーカードと一体化できます。
カードを一元化できれば楽ですね。
⑥コンビニなどで住民票、印鑑登録証明書などの公的な証明書を取得できます。
全国のコンビニで早朝から夜まで(6時~23時まで)取得でき、以下の書類に対応しています。
これは便利になりますね。
※土日祝もOK、市区町村により対応していないところもあります。
・住民票の写し
・印鑑登録証明書
・住民票記載事項証明書
・各種税証明書
・戸籍証明書
・戸籍の附票の写し
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マイナンバーカードを作るデメリット
このカードを作るデメリットはどんなものがあるのでしょうか?
平成29年からマイナポータルというサイトを活用していく前提なので、そこにログインするという事で情報が洩れる可能性はあるという事にもなります。
そういったセキュリティ面では、便利になる反面で不安は残ります。
特にその他にはデメリットはありません。
⇒ 『マイナンバー制で会社に副業の収入がばれる!?』
マイナンバーカードの申請の方法
マイナンバ―カードの申請自体は難しくはないです。
まず、用意しておくものは以下のものになります。
用意する物
パソコンで申請するには以下のものを用意しておく必要があります。
①連絡用の氏名(申請書IDに対応する名前)
②メールアドレス
③申請書ID(半角数字23桁)・・・交付申請書に記載されているもの
④顔写真登録用の顔写真データ
・縦4.5㎝×横3.5センチ
・正面、無帽、無背景のもので正常時の顔貌と著しく異なるものはダメです。
※一度少し笑ってる写真があったのでそれを添付したら後日却下されました・・・
個人番号カード交付申請書受付センターです。
申請に不備がございましたため、再度お手続きをお願いします。
<申請受付内容>
氏名:物種健吾
受付日:2015年12月10日
<不備内容>
平常時の表情が確認できませんでした。(2H)
再申請は、下記URLから行ってください。
後日、スマホで撮影したのを送ったら大丈夫でした。
顔写真のチェックポイント
実際の申請について
マイナンバーカードの申請、私はネットからしました。
パソコンからの申請はこちらから
写真を撮り直して平成28年1月に申請して、市役所から連絡がきたのが7月頃だったので半年くらいかかりましたが、現在時点でホームページでみると2~3週間(市によって遅い場合もあり)となっているので、最初の混雑からはかなり緩和されているようです。
まず、上記で用意する物の
氏名・メールアドレス・申請書ID・顔写真データを登録します。
あと、申請に必要な情報は以下のものです。
・生年月日
・電子証明書の発行希望の有無・・・私は有りにしました。国税の電子申告等もこれで出来るようになります。
・氏名の点字表記希望の有無・・・私は有りにしました。点字表記が必要な分少し時間はかかるようです。
マイナンバーカードの受け取り方
交付通知書(はがき)が届いたら、必要書類をもって指定された市役所等へ行きます。
必要書類
・交付通知書(はがき)
・ 「通知カード」
・ 本人確認書類
・ 住民基本台帳カード(持っている人のみ)
暗証番号の設定
4つ設定する必要があります。
②~④は同じ暗証番号でもOKです。
①署名用電子証明書暗証番号(6桁~16桁)
②利用者証明用電子証明書暗証番号(4桁)
③住民基本台帳用暗証番号(4桁)
④券面事項入力補助用暗証番号(4桁)
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まとめ
マイナンバーについては、今年から始まりましたがまだまだ普及している感じではなく、とりあえず配られたという段階です。
マイナンバーカードについても、変更した人はまだまだ少数派です。
ただ、マイナンバーカードの変更のCMも出ていたので普及はさせたいはずです。
今後は何か特典を付けてマイナンバーカードに変えてもらう施策があるかもしれないですね。
現状はマイナンバーカードを申請しなくても困る事はありません。
私は申請して取得しましたが、仕事柄知っておきたいというのが大きな理由です。
平成29年に入るとマイナポータルも稼働する予定ですし、少しずつマイナンバーも活用されていくのではないでしょうか。
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