法人化の目安について 会社設立無料診断の結果からわかること
ここ数年の傾向ですが、年明けというのは無料診断や問い合わせなどが結構多いです。
年末年始に今後の事や法人化の事などを考えて、とりあえず無料診断や問い合わせしてみようという人が多いんじゃないかと思います。
そこで、今までの無料診断のデータを集計してみる事にしました。
どういった人が無料診断のお申込みをされているのか?
を見る事で自分自身でも振り返りになりますし、
今後法人化を考えている人も他の人がどの段階で法人化を考えているのかの1つの参考にはなるはずです。
法人化の無料診断で記載してもらっている項目
まず、無料診断の際に記載してもらっている項目ですが、
これは非常にシンプルでして、以下の4項目です。
(細かくすると、聞く事はたくさんあるのですが最低限にしているため)
・今年1年間の予想売上金額
・今年1年間の予想所得金額
(事業所得の売上から仕入・経費を引いた儲けの部分の金額)
・メールアドレス
・お名前(ハンドルネーム可)
メールアドレスとお名前は連絡用ですので、
数字としては、
今年1年間の予想売上金額と
今年1年間の予想所得金額
の2項目だけです。
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売上金額と所得金額の統計データについて
①売上金額について
売上金額については、今まで記載してもらった中での最高金額は8,000万円です。
最低金額としては、60万円。
かなりの差ですよね。
平均すると、約2,423万円となりました。
検討している人で多いのは1,000万円台です。
若しくは1,000万円を超えそうな人です。
ちょこちょこ5,000万円を超えている人もいてるので、
全体としては平均が上がっている感じです。
やはり、消費税も関係してくる売上1,000万円というのは1つの大きな目安ですね。
⇒ 法人化で会社設立し、消費税が免除されるのはどんなとき?
②所得金額について
所得金額については、最高が1,700万円。
最低は45万円でした。
平均値としては、約650万円です。
データを見るとボリュームゾーンとしては400~800万円くらいが
多くなっていました。
所得が400~500万円以上から法人化が節税となってきますので、
それくらいになってくると法人化を考えるということですね。
まとめ
法人化のご相談は直接問い合わせをいただくことも多いのですが、無料診断される方も増えてきました。
ご相談される人の中では節税面以外で、取引先からの依頼で・・・
という事も多いです。
今回のデータから法人化を考える人の多い区分がより明確に見えてきました。
会社設立を考えるタイミングとしては、年間売上1,000万円を超える場合が多いです。
売上の面からの一つの大きな目安ですね。
また、所得(儲け)でいくと400万円~800万円くらいある人が無料診断を実施しているという結果となりました。