借入金の返済が経費になるかどうかは一番間違えやすいポイント!
『借入金の返済は経費にならないの?』
という質問を受けることが本当によくあります。
何年も経営している社長でも
ここのところがわかりにくいようで、
かなりの人が経費になると思っているのではないでしょうか?
『借入金を返せばお金が減るのだから経費じゃないのか?』
という気持ちはよくわかります。
お金は出ていってますので。
私も初め、この事が分かりにくかった覚えがあります。
動画でも解説しています。
『借入金の返済は経費になるの?』
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借入金の返済と借入金の利息について
この借入金の返済ですが、
文面の流れからもわかると思いますが、
経費とはなりません。
お金が出ている=経費
という事ではないのです。
この借入金が経費かどうかの質問を受けた時には
こういった事をよく言っています。
『借入金を借りたときは売上に上げますか?』
もちろん、借入したときには売上に計上しません。
ということは、返済したときにも経費にはできません。
借入金の返済は借りたものを返すだけという事です。
ただ、プラスして支払う借入金の利息は
支払利息として経費に計上することができます。
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お金が出ているのに経費にならない。
ここで注目するポイントとして、
借入金の返済はお金が出ているのに経費とはならない。
という事です。
この部分で少なくとも損益とお金とのズレがでます。
例えば、利益ゼロの会社でも、
借入金の返済が200万円あれば、
お金は200万円マイナスという事です。
利益がゼロでもお金は200万円減ってしまうという事です。
⇒ 『利益とお金の関係をつかめば財務が分かる!』
このようなズレは借入金だけでなく、
実は車や備品などの資産の購入など他の事でも起こってきます。
この損益とお金とのズレがあるという事を理解しておく
必要があります。
こういった利益とお金のズレがあるので、
資金の管理というのが特に重要となってきます。
利益が出ているから、会社は大丈夫という事ではありません。